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【髙田邸/大分市今津留】家族の顔が見えるリビングで、心もあったまる夢の暮らしが実現(前編)リフォーム着工までのお話

高田邸/大分市
(令和2年リフォーム施工・引き渡し)

 

髙田大輔さん(43歳)・千春さん(42歳)・青ちゃん(小学校4年生)・珀くん(小学校1年生)

 

リフォーム実例_高田邸018

 

リフォーム担当者

不動産部営業課長 瀬口正美(二級建築士・宅地建物取引士・インテリアコーディネーター・既存住宅状況調査技術者・整理収納アドバイザー2級)


大分市内でカフェを経営する髙田ご夫妻。

 

現在はカフェを一時休業し、昨年、新たにお弁当やスイーツのテイクアウトのお店をオープンしました。

 

お店の隣に併設するご自宅を今回リフォームし、これまでの暮らしが一変。リフォーム前は、ひどい雨漏りや湿気に悩む日々を送っていました。

 

今回は、涙なしでは語れないそんな髙田家の感動リフォーム秘話を、前編・後編の2回に分けてお伝えしたいと思います。前編は、これまでの10年間の生活を振り返り、リフォームを決意するに至った経緯をお話しいただきました。

 

雨漏りに悩まされたサバイバルのような日々。それを救ってくれたのがカワノさんでした

 

まずはこの物件との出会いを教えてください

 

千春さん:今年でお店をこの場所に開いて18年目になるんですが、お店を始めたいと思って探してた時に見つけた場所です。

 

当時私はまだ25歳だったので、父名義でこの場所を購入してもらい、私が返済をする形で支払いをしてきました。昭和47年築の建物です。

 

それからここにお店を開いて、住み始めたんですか?

 

千春さん:結婚して第一子が生まれるまでは近くのアパートに住んでました。

 

でも子育てと仕事を両立するためにも、店舗と家が繋がってる方が便利かなということで、お店の隣を住まいにしようと。

 

それで、今から約10年前にお店と居住スペースをリフォームしてもらいました。古民家の雰囲気を重視したカフェだったので、居住スペースも木材などを使いおしゃれにしてもらいました。

 

リフォーム実例_高田邸012

 

大輔さん:あとは、お風呂とトイレをつけて最低限の暮らしができる程度でした。

 

でも、時間経過と共に、雨漏りや隙間風などに悩まされるように…。

 

雨漏りが酷すぎて、最終的には屋根が落ちてくるみたいな感じになって…。まるで昭和初期の家みたいでした(笑)。

 

どんな経緯でカワノに依頼することに?

 

大輔さん:いろんな業者にリフォームを依頼したんですけど、建物が古い上に、建物の内部がどうなっているかわからないので見積もりが出せない…と断られ続けました。

 

リフォーム実例_高田邸016

 

マンションの賃貸や一軒家を買うという選択もあったんですが、やっぱりお店と住居が繋がっている環境がいいという結論に達してリフォームすることを決めたんですが、僕らの全然話を聞いてくれなくて…。

 

それまで、いろんなところにお願いしたけど、ことごとく見放され、ネットで探した最後2社にお願いしてダメだったら、もう諦めよう…と思ってたんです。

 

自分たちがやれることはやり尽くして、これで断られたら「屋根が落ちて来る家に骨を埋めるしかない」と覚悟しました。

 

それで、最後にリフォームを依頼したのが、カワノさんでした。

 

瀬口:あの時、そんな覚悟までしてたんですね…。

 

プロの目から見てもリフォームは困難な状況だったんですか?

 

瀬口:私も様々なリフォームを手がけて来ましたが、その中でもトップクラスの難易度でしたね。

 

リフォーム実例_高田邸014

 

建て増しを繰り返してきた建物なので、RC、木造、鉄筋と3つの構造が入り組んでいて、全体像が見えないから図面が書けないんです。

 

水回りの配管もどうなっているかわからないし、電気系統も店舗と一緒になってたり。一体どこがどうなっているの?という状況で…。図面を完成させるのも相当な時間と手間を要しましたね。

 

 

だけど、とにかく「やってみよう!」と、難問を紐解く感じでワクワクしました。

 

千春さん:「ワクワク」と言ってくれたのが、カワノの社長さんと瀬口さんだけだったんですよ。毎回打ち合わせの際は、断られ続けた私たちの愚痴をずっと聞いてくれましたね。

 

大輔さん:これまでのお店の話とか、泉のように溢れ出てくる僕らの悩みを全て受け入れて、過酷だった10年間の生活の話を聞いてくれました。

 

千春さん:最後の神頼みでした。何年もかけて探して、でも断られて。気分的にもかなり落ちてました。

 

大輔さん:雨漏りした雨つぶが顔に当たって、寝ていても途中で目が覚めて…みたいな生活だったので、精神的にもかなり疲弊してました…。

 

千春さん:今はこうして笑って話せるけど、屋内にいるのに、まるでキャンプ生活みたいで(笑)。隙間風もひどくて、窓閉めてるのにカーテンがなびいて「あれ?窓閉めてないん?」みたいな。

 

部屋の雰囲気を重視するために木のサッシを取り付けていたので、それが朽ちてしまい雨の日はそこから家の中に水が侵入する状況でした。新聞で水を吸い取ってその場をしのいでいたので、雨の日は恐怖でしたね。

 

リフォーム実例_高田邸004

 

大輔さん:子どもたちは、産まれた時からその生活が当たり前だったので、不憫は感じてなかったようなんです。ある意味、人間の適応能力の高さを知りましたけど(笑)今の快適な生活になってから「あの時はひどかったんだね」って思い出すように言いますね。

 

瀬口:リフォームを決断するまでの時間、打ち合わせに行ってたくさんの愚痴を聞かせてもらいましたね。

 

でもそれによって、ご家族の色々な想いを知ることができました。ヒアリングってやっぱり大事な工程なんですよね。

 

千春さん:去年の1年間は、いろんな意味で瀬口さんにたくさん助けられましたね。

 

その後リフォームまで3ヶ月ほど悩まれた期間があるそうですが…

 

千春さん:2019年の年末に相談に行った際はまだコロナは流行していなかったのでリフォームをお願いする前提で話を進めていたんですが、年明けの2月くらいからコロナの影響が出始め、お店の経営も困難になってきたんです。

 

売り上げも落ちて先が読めなくなり、資金繰りなどの面も含めて不安が出てきました。これでリフォームして大丈夫かな…という状況になってしまったんです。

 

でも、昨年の春からテイクアウトのお店に方向転換したことで収入も見込めるようになり、「リフォームするならこのタイミングしかない!」と意を決して、改めてお願いしました。

 

リフォームはいつから着工したんですか?

 

瀬口:ご相談をいただいたのは2019年の年末でした。年明けからコロナが流行りだし少し時間を要しましたが、昨年の8月に着工しました。

 

補助金の申請の関係もあり9月からリフォームに取り掛かる予定だったのですが、雨が降ると「髙田家、大丈夫かなぁ」と常に心配だったので、申請には影響しない屋根から手をつけました。

 

 

後編)に続きます。

 

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