株式会社カワノ|大分の耐震診断・耐震改修

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耐震診断・耐震改修

耐震改修大分県下No.1

耐震診断・耐震改修

令和5年度で16期目となる耐震改修の補助金適用工事では、過去15年間で大分市の実績は合計296件(令和5年4月末現在)。そのうち133件をカワノが手掛けており、1社での件数の実績は大分市、及び大分県でNo.1です。

耐震診断とは?

耐震診断とは、建物の健康診断のようなものです。例えるならば、私たち人間の健康診断や車の車検に相当します。

家は長い時間を過ごす場所です。そのような重要な存在に、定期的な検査がないのは不思議ではありませんか?

特に昭和56年以前に建てられた家においては、耐震診断を最優先で行うことをお勧めします。

1981年(昭和56年)には耐震性に関する重要な法改正が行われました。この改正により、新たに定められた耐震基準を「新耐震基準」と呼び、それ以前の基準を「旧耐震基準」と区別するようになりました。

リフォームの必要性


新耐震基準であっても、1981年から2000年に建てられた住宅については、厳密には現行の基準を満たしていません。2000年以前の建物については、一度耐震診断を受けられることをおすすめします。耐震診断を無償または低額で受けられる制度が多くの自治体で設けられています。

長年にわたり、「新耐震基準」を満たした建物は、震度6〜7の地震に見舞われても倒壊しないと言われてきました。しかし、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合が2006年から2018年までに行った耐震診断の分析結果によると、新耐震基準に基づいて建てられた建物でも、2000年5月以前に建てられた木造建築物の約9割が倒壊の恐れがあると診断されました。

つまり、築年数が2000年5月以前の新耐震基準で建てられた住宅であっても、倒壊の危険性があることが明らかになったのです。

大分の地震活動の特徴

大分県に被害を及ぼす地震は、主に日向灘などの県東方の海域で発生する地震と、陸域や沿岸部の浅い場所で発生する地震で、今後訪れるであろう南海トラフの大地震でも被害が生じるとされています。

大分の地震活動の特徴

引用元:地震本部[大分県の地震活動の特徴]より

ですから、築年数が2000年5月以前の住宅においても、十分な耐震性があるかどうかを確認する必要があります。まずは、ご自身のお住まいの築年数を調べてみましょう。

固定資産税の通知書には築年数が表示されています。登記した年数が築年数となります。

耐震診断

もし築年数が2000年5月以前の住宅であれば、積極的に「耐震診断」を受けることをおすすめします。旧耐震基準が適用されていた1981年以前に建てられた建物であれば、審査料5500円で診断が可能です。(1981年以降の場合は別途ご相談ください)

耐震診断の流れ

耐震診断では、耐震性能を評価します。一般的に1日がかりの時間を要する耐震診断ですが、カワノでは設計士や耐震診断士など、耐震の知識が豊富なスタッフが5人前後でお伺いしますので、約1時間程度で終了します。

1. 相談ヒアリング

まずは住宅の情報を詳しくヒアリングしていきます。
※診断を行う住宅の図面がない場合は、現地で図面作成を行います。

2. 診断

設計士や耐震診断士などが住宅を訪問し、耐震性能を総合的に評価します。構造や材料、接合部など、細部まで徹底的に調査します。

3. 結果報告

住宅診断で判明した、住宅の現状(耐震性能や瑕疵など)・改善しなければならない点・改善のために必要となる施工(耐震改修、瑕疵の修繕など)についてご説明いたします。

耐震診断を受けて、耐震性に問題があると判断された場合は、「耐震改修工事」をおすすめします。耐震改修工事は家の健康寿命を延ばし、安心な暮らしを実現するための第一歩となります。

カワノでは、耐震改修工事においても豊富な実績と専門知識を持ち、お客様の要望に合わせた適切な補強工事を提供しています。安心してお住まいの耐震性を向上させるために、ぜひお気軽にご相談ください。

耐震改修とは?

耐震改修とは、耐震性を向上させるために行われる「耐震補強工事」のことです。耐震診断の結果に基づいて、建物が大地震に耐えられるようにするための補強が必要とされます。

耐震改修は、旧耐震基準から新耐震基準(阪神・淡路大震災の被害状況を受け、2000年に改正)への変更に伴い、特に古い住宅では耐震化が必要とされています。

旧耐震基準から新耐震基準

耐震改修において重要なポイントは、壁を強化することです。壁の数や配置が重要であり、壁が少ない場合は補強するために壁を追加したり、柱と土台の結合部を金物で補強したりします。これにより、地震時の安定性が向上し、家の耐震性が高まります。

近年の大規模地震による被害を考慮すると、「耐震改修」は家族や他の人々の命を守るために重要な手段です。木造住宅の耐震構造補強には、以下の6つの基本があります。


1.強い壁を増やす

大きな開口を縮小し、壁を追加する。今ある壁を強くするなど。


2.壁をバランスよく配置する

平面では開口の多い側に壁を増やす。立面では上階の壁の直下に柱や壁を設けるなど。


3.床や屋根を補強する

床や屋根面を固める。屋根を軽くするなど。


4.柱・はり・筋かいなどをしっかり緊結する

柱頭柱脚金物、筋かいプレート、短ざく金物を使うなど。


5.土台や柱が腐らないようにする

腐朽材は取り換える。足元周りの風通しを良くするなど。


6.基礎を丈夫にする

無筋基礎に鉄筋コンクリート基礎で一体化するなど。


これらの基本を念頭に置きながら、耐震改修工事を行うことで、家の耐震性を向上させることができます。

カワノでは、専門知識と経験豊富なスタッフがお客様の要望に合わせた耐震改修を提供しており、安心で快適な住まいを実現するお手伝いをしています。耐震改修に関するご相談や詳細については、お気軽にご連絡ください。

耐震改修工事の費用について

耐震改修工事の費用は、工事内容、使用材料、建物の規模と構造などによって費用は大きく異なりますが、以下は令和元年に大阪府が発表した耐震改修工事費の目安となります。参考程度にご覧ください。

大分の地震活動の特徴

参考:大阪府HP「木造住宅の耐震化について」より


耐震化を検討される際の参考として、令和元年度に大阪府の補助金を受けて改修した昭和56年以前の民間木造住宅の耐震改修工事(リフォーム工事等は含まない)を基に費用をとりまとめております。
住宅の建築年代(古さ)や状態、規模、補強工法などによって、費用は大きく異なりますのでご了承ください。

補助金について

大分市住宅耐震化総合支援事業補助金

木造住宅の耐震診断および耐震改修に対して補助を行います。

※大分市以外でも補助金の利用は可能です、各種市町村へお問合せください。
※他の工事と合わせることで活用できる補助金もあります。


日本の耐震基準とは

日本は地震大国として知られており、今後も地震が発生する可能性があります。そのため、お住まいの耐震性を確認することは非常に重要です。

その住まい大地震に耐えられますか?

日本の耐震基準は、過去の大震災の経験を踏まえて定められてきました。特に、宮城県沖地震(1978年)を契機として、1981年に施行された新耐震基準が現在の基準となっています。

この基準では、震度5強程度の中規模地震では軽微な損傷が生じる程度であり、震度6強から7に達するような大規模地震でも倒壊を免れることが求められています。

カワノでは、築年数による耐震性をチェックするためのわかりやすいチェック表を用意しています。ぜひ、ご自宅の築年数と照らし合わせて、耐震性を確認してみてください。もし築年数による耐震性に不安がある場合は、耐震診断を受けることをおすすめします。

あなたの家は何歳ですか?

耐震診断によって、お住まいの耐震性を評価し、必要に応じて耐震改修工事を行うことで、安心で快適な住まいを実現することができます。

カワノで
耐震診断・耐震改修する
メリット

カワノで耐震診断・耐震改修を行うことには以下のメリットがあります。


01 短時間で診断

通常、耐震診断には1日かかることが多いですが、カワノでは耐震の知識が豊富な熟練スタッフが5人前後で診断に伺い、約1時間程度で診断を終了することができます。


02 過去20年で1000件超の豊富な実績

カワノは過去20年間で約1000件を超える耐震診断を実施してきました。また、熊本地震の際には150件を超える診断依頼を受けました。その実績に基づいて、信頼性の高い診断と改修工事を提供しています。


03 日本木造住宅耐震補強事業者者協同組合(木耐協)にも加盟

カワノは、日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)に加盟しています。これは、全国の木造住宅の耐震診断と耐震補強を実施する事業者の組合であり、国土交通省の登録制度にも登録されています。20周年永年功労者表彰を受けるなど、高い評価をいただいています。


04 明確な予算提示

耐震診断の結果、耐震性が不十分で改修が必要と判断された場合、住宅改修の予算を明確に提示し、お客様に分かりやすく説明します。これにより、予算の見積もりや工事内容について、納得していただけることを目指します。

打ち合わせの様子


05 地震補償もプラス

カワノで耐震改修工事を行っていただいた場合、最大500万円(1世帯の場合は最大300万円)の地震補償を1年間提供します。これにより、万が一の場合に地震保険だけではカバーしきれない費用に対応できます。なお、補償対象には2000年以降に建てられた住宅も含まれます。


※OBS(大分放送)東日本大震災10年プロジェクト「つなぐ、つながる」進まない住宅の耐震化にて、(株)カワノが取り上げられました。

地震による被害を最小限に抑え、安心で快適な住まいを実現するために、耐震診断と耐震改修は重要な手段です。カワノでは、熟練スタッフが豊富な知識と経験を活かし、迅速かつ丁寧に診断を行い、適切な改修工事をご提案しています。

私たちはお客様の安全と満足を最優先に考え、耐震性の向上に努めてまいります。住まいの築年数や地域の地震リスクに応じて、最適なプランをご提供いたします。

お気軽にご相談ください。カワノはお客様の安心と安全を守るため、確かな技術と信頼性でお手伝いいたします。

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私たちカワノの想い

カワノは「親切心を持って仕事に取り組む」という想いから、「親切に」を経営理念として掲げています。

ここでいう親切とは、お客様に多くの選択肢を持ってもらえるように取り組むことです。

リノベーションには、間取りの考え方、ローンの種類、補助金の活用、将来の住まい方の変化による相続・贈与など、皆さんが想像する以上に多くの選択肢があります。

満足のいくリノベーションをするには、ご実家・ご家族の状況と選択肢を照らし合わせ、“なにが最善なのか”を考える作業が不可欠です。

私たちの役目は、お客様とじっくり話し合い、多くの選択肢の中から、最善を見つけるお手伝いをすることであると考えています。

リフォーム・不動産は、まだまだ業者の質の向上が必要な業界です。契約を急ぐあまりに必要な選択肢(知識や情報)が提示されないケースもありますので、注意が必要です。

業者との話し合いの中でも不安や迷いが生じた際には、一度立ち止まってじっくり考える時間を設けることも重要です。

カワノはそんな時に、気軽になんでも相談できる存在でありたいと願っています。